秘書は見た!
高市総理、「中傷動画」で衝撃の答弁拒否! っていうか答弁逃避!!
文字通り、テレビ中継を見ていてのけぞりました。
6月22日の衆参予算委員会。
以下が、高市総理から後藤祐一議員(中道改革連合)や杉尾秀哉議員(立憲民主党)への答弁内容です。
・高市総理が6/19(金)昼に通告された質問に目を通したのは、どうやら6/20(土)の午前2時~3時。そこで48時間前後この案件を寝かせて、秘書に電話をしたのは6/22(月)の深夜・早朝である。
→なぜ秘書に一発LINEでいいから必要な指示を出さなかったのか。
・6/19(金)~6/22(月)の間、総理はほとんど寝ていない。
→いや、東日本大震災のときの私ら、そんなもんじゃなかったから。こんなんで首都直下地震とか南海トラフ地震とか、本当に対応できるのか!? ちょっと仕事が遅すぎるというか、かけるポイントを間違えていないか。
・結果、総理としての業務時間が取れない。
→いまみたいな事態になっているのは、自分が引き起こしたことだ。何を質疑者のせいにしているのだか。しかも、この程度の時間管理もできないのって社会人としてどうなのか。歴代総理は同じような日程に加えて会合なんかもこなしてたよ。
・寝ていた奈良の秘書を深夜にたたき起こし、お互い紙を手元におかず電話でやりとりしたから間違えた。
→深夜が問題だったんじゃなくて、紙で確認しながらやらなかったことが問題。金曜日のうちに、FAXでもメールでも、LINEで写真とるでもいいから、先に伝えておくのは仕事の基本。この事務所、普段から、どんな仕事の仕方をしているのか?
・秘書の代弁をして、聞き取りをして、伝言するのは無理でございます。
→「代弁」じゃない。部下をかばうのはいいけど、疑惑をかけられているんだよ。秘書の言葉を鵜呑みにせず、高市総理なりに精査して、真偽まで確認するのが仕事でしょう。自分の秘書への聞き取り、それも「秘書たちはLINEグループに入っていたか?」という小学生でも理解できる問いすらうまく対応できないようで、国民の利益を代表して外交なんかできるのか。だから「伝言」はダメなんだって。私、伝書鳩もできませんって、本気で言っているの?
・答弁の代わりに、秘書の陳述書で勘弁してほしい。
→この中継、全世界に流れているのをもしかして知らない? 一国の総理が、この程度の問題処理もできないというギブアップ宣言を世界中に発信してしまったんだよ。
・心からお願いをいたします。
→「お願い」している相手は質疑者でしょう。で、質疑者は「だめ」と言っているのに、衆議院の坂本予算委員長は何を勝手に「理事会で開陳したい」なんて言ってるの!?
ということで、もしこれが民間企業で起きた不祥事や疑惑への対応だったら、新社会人は「うちの社長、大丈夫か……」と真剣に転職を考えるレベルだと思う。
そもそも、今回のような質問には官僚は答弁原稿をつくらないのが基本。政務案件だからです。総理は「真夜中の2時とか3時」に質問通告の内容が届くといっているが、省庁の決裁を通さないので、今回のような質問はそこまで時間がかかるはずがない。
金曜の昼に通告されれば、さっさと総理(または秘書官)に届く。でないと、質問レク(という名の質問通告)を行った官僚が、総理サイドから怒られるはずだ。
何度も言うけど、後藤議員の質問は「秘書たちはLINEグループに入っていたか?」ですよ。
これは官僚が答弁を作成できないでしょう。総理が秘書に聞くしかない。
それなのに3日も案件を寝かし、秘書への事前指示もなく、夜中に何度もたたき起こす。基本的なデジタルツールも使いこなせない。秘書官がいるなら、スマホの使い方くらい教えてあげればいいのに。
……いかん。腹が立ちすぎて、また同じことを書いている気がする。
高市総理が本気で能力不足なら、この重要局面で国家運営を任せておくのはリスキーすぎる。
一方で、実は弁護士も交えたチームで綿密に作戦を練った結果がこの猿芝居だとしたら、それはそれで国民の「知性」をなめている。
そして、一国の総理が世界中に醜態をさらした代償を軽く見過ぎている。
6/22のインターネット録画を見て頂ければわかるのだが、総理はだらだらしゃべって野党議員の質問時間を削っている。最後に答えてくれるのかと質疑者は待っていたが、けっきょく回答はゼロ。
衆議院の予算委員長は、そんな総理に注意もしない。
(ちなみに参議院の予算委員長も自民党だけど、杉尾さんの質問では6回も注意している。)
※衆議院 https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&u_day=20260622
※参議院 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
これはもう、答弁拒否というレベルではない。
答弁からの逃避である。
とにかく今、参議院では野党が新たな委員会や本会議を開くことをストップした。
その理由は、
①総理の帰朝報告を議事録に残る形で行うこと
②答弁訂正を総理自ら委員会の場で行うこと
③総理の公設第一秘書の参考人招致
という、立憲をはじめ野党が与党に求めていた3点について回答がなかったためだ。
この3つの要求を実現させる予算委員会と、7月の党首討論の開催が決まるまで国会を止める、という判断になった。
高市政権における主戦場は、明らかに参議院だ。
あと数週間で国会が終わると踏んでいるから、こんなアクロバチックな逃げ方をしているのだろう。
でも、今の国会が終わっても、次の国会はすぐ来る。
そのときも高市総理が総理でいるなら、絶対にまた追及される。とくに参議院は独自の「片道方式」(※質問者の発言時間だけがカウントされる)の予算委員会が待っている。
今は「総理入り集中質疑」だから衆参ともに往復方式(※質問と答弁を合わせた時間でカウントされる)。
長い答弁で時間稼ぎをすればいいと思っているのだろうけど、予算委員会の「基本的質疑」になると、参議院の「片道方式」がやってくる。総理がどんなにだらだらしゃべっても、質問者の持ち時間に影響はなく、何度でも問い直される。
それに耐えられないなら、「私には国家運営は無理です」とはっきり言えばいい。
「中傷動画」の高市答弁をテレビで見て、「こんなことで総理の貴重な睡眠を削って……秘書からの簡単な聞き取りすらできなくなるほど追い詰められた総理がかわいそう……総理の『心からのお願い』を聞いてあげて」という国民の声は、今のところ私たちの事務所には届いていない。
まあ、他の議員事務所には来ているのかもしれないから、「そんな人はいない」と断言はできないけれど。
ただ、この「中傷動画」が事実だとすれば、総理が今の地位にいること自体に重大な疑義が生じる。民主主義の根幹を、最高権力者が自ら揺るがせた責任は重い。
さて、最後に今月のうちの上司。
とにかく辻元は、いろんな人と会って、今後の立憲をどうするか、野党をどう強くしていくか(とくに来年の統一自治体選挙に向けて)を語り合っていました。
政局だけではなく、「これからの政策の軸は何か」ということも追究中です。
例えば、『新しいリベラル――大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」』(ちくま新書)の橋本努教授を招いての勉強会(りっけん塾)は300人以上が参加。本人もかなり刺激を受けたみたいです。
「立憲民主党」の看板で、今まで以上に人が集まっているではないか。もちろん橋本さんという人選が良かったこともあるけれど。
自治体選挙の結果はさらに明白です。
立川市議会議員選挙では、立憲の候補者3人が全員当選。
選挙を手伝ったボランティアの方に聞いたら、「おそるおそる電話をかけたら、『立憲、がんばってよ!』と逆に背中を押された」とのこと。そんな反応は今までなかったそうです。
国家情報局法案も、立憲民主党は反対。
鬼木誠議員のアツい反対演説を辻元がXで全文紹介したところ、瞬く間に表示数は40万超え。「立憲ありがとう!」というFAXもたくさん届きました。
本日の参議院本会議、「国家情報局法」が賛成多数で成立した。立憲民主党は反対。
下記の朝日の記事は「中道賛成も立憲はFAX殺到で対案」となっている。
私の事務所にもたくさんのFAXが届いた。
今回、それらに目を通して、気づいたことがある。…— つじもと清美 (@tsujimotokiyomi) May 27, 2026
「なるほど、こういう発信の仕方はありだな」と思って、皇室典範の議論でも長浜博行憲法調査会長の意見表明を全文紹介。
こちらはなんと250万表示!(多少ネガはいたけれど、この表示数の前では吹き飛ぶ)
「天皇が男性でなければならない理由はない」
長浜博行議員の指摘は実にクリアだ。
そして、私も知らなかった事実があった。6月10日に衆参両院で開かれた「皇族数確保に関する全体会議」。
長浜議員は立憲民主党を代表して意見表明を行った。【長浜発言の動画はこちら】https://t.co/SVFDhr1lkK…
— つじもと清美 (@tsujimotokiyomi) June 12, 2026
手前味噌だけど、最近の立憲民主党、ちょっといい感じである。
参議院最前線で仲間たちがどう闘っているのか広げられたこと、Xをやっていて本当に良かった。
そしてもちろん辻元も、憲法審査会でしっかり発言中です(国交委員長で質問はできないけれど、審査会では発言できます)。
「歴史の教訓からも、緊急時の『衆議院議員の任期延長改憲』ではなく、参議院の緊急集会で対応すべきです」
「どのような事態に任期延長するのか、あらかじめ想定ができず、緊急集会では対応できないという立法事実も不明確で、時の政府による恣意的な裁量が入りかねない『衆議院議員の任期延長改憲』には反対」
【要約】今日6月3日の参議院憲法審査会で、憲法54条「参議院・緊急集会」について議論しました。
以下、緊急事態に対しては「衆議院議員の任期延長」ではなく、憲法54条の参議院緊急集会で対応すべき理由です。
理由①戦前、衆議院議員の任期が1年延長されたのは1941年。… pic.twitter.com/AZpJvhJTZq
— つじもと清美 (@tsujimotokiyomi) June 3, 2026
残り数週間。危険な法案が衆議院からやってくる。
今こそ、ねばれ、あらがえ。参議院・立憲民主党!

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