秘書は見た!

「秘書は見た」

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「秘書は見た」

激動の2025年が終わった・・・と書いたところで、実は夏の参議院選挙前の「2025年」を思い出せない。
それくらい、後半のばたばたが大きかった。

本音をいえば、参院選後に辻元が党の代表代行を降りたことで「ちょっとは自分のペースでやれるだろう」と安堵していた。
毎日のようにある党の会議、地方の選挙遊説、広報にまつわる多々の業務。
党務が減れば、国交委員長として1年間はどっしりと国交政策にとりくめる。
しかも、委員長だから質問準備もない。
多少式典参加とかは増えるだろうけど、国交は対立案件も少ないから委員会運営もあまりもめないだろうし、この機会に地方の鉄道や港湾を集中的に視察しては・・・なんて考えていた。

甘かった。

見通しの甘さ①辻元が事務所にいて業務が増える。
党代表代行のときは、党本部を拠点に各所をとびまわっていた。
役員なので担務に応じ党職員さんと連携・調整しながら動いていたが、役員を外れれば一から十まで秘書の仕事となる。
それはそれで20年来のデフォルトなのだが、たとえば広報本部長を経験したことで、辻元の視野が広がっ(てしまっ)た。
その結果、「やっぱりSNSだよね、ショート動画も作ったらどうかな」という提案が降ってくる。
しばらくは生返事をしていたが、ついに根負けして事務所の広報戦略を見直すことに。

辻元の望むトーンで、適切なタイミングで発信をしようと考えれば、外注そのものが難しい。
しかたなく、事務所で動画編集ソフトを導入。
DTPソフトのサブスクも入れた。
さらに、辻元が「とにかくヘイト投稿がすごいから、見てみてよ」というので、苦手なTiktokもしぶしぶチェック。
でも政治系の動画は現れず、母さん猫がクマを撃退して赤ん坊を守ったり、母さん猫が蛇を撃退して子猫を救ったり、私のTiktokは母さん猫が大活躍だ(これ、フェイク動画なんじゃないの)。

ここにどんな動画を投げれば若者の支持を得られるのかさっぱりわからない。
仕方ないので、書店にいってマニュアル本を探すが、ほとんどないではないか。
いまどき紙にしないのだろうが、思考がアナログなので紙で読まないと頭に入らない(この時点で若者向け動画制作は困難と推測される)。
「Youtubeショート副業で月30万円稼ぐ方法」
「3秒で心をつかむ ショート動画の作り方」
などのキャッチーなタイトルから大人買いし、研究中である。

見通しの甘さ②委員会質問がないから辻元にストレスがたまって業務が増える。
たまったストレスには吐口が必要。
そこで、辻元はSNSを活用した問題提起をガンガンやり始めた。
あえてスピード感を犠牲にして、調査したりじっくり考察した上で、俯瞰した切り口を提示する。議論の土台となる文書も公開する。
声高に意見を述べる投稿が多い中、「ロジックとエビデンスを提示し、健全な議論の土壌をつくる」辻元の投稿は、政治的立場を超えて話題を呼んでいる。

「引用リポスト」を元に反応を分析すると、従来の支持層以外に「丁寧で論理的な分析」「辻元は嫌いだが、これは読むべき」「長文投稿は嫌いだが、これは読むべき」などが目立つ。
もちろんボケカス的な誹謗中傷は一定紛れてくるが、どうせポジショントークなのでスルー。
一方、理の通った反論は、実に参考になる。これがSNSの醍醐味だな、というのは少しわかってきた。

見通しの甘さ③高市自民・維新政権がヤバすぎて業務が増える。
ヤバさについては割愛。
委員会質問ができないため、釘をさすつもりで「質問主意書」を出したらこれが当たった。3本同時に出した質問主意書の中に、

問 「台湾有事答弁」の「答弁原稿」は存在するか。存在するなら作ったのはだれか。

という一問を忍び込ませたところ、次の答えが閣議決定されて返ってきた。

答 岡田克也議員への「答弁資料」は内閣官房がつくった。

びっくりである。ふつうは、

答 お尋ねの「答弁原稿」の意味するところが必ずしも明らかではないが、いずれにせよ、ご指摘の高市総理の答弁は過去の政府見解に即したものである。

がいいところ。こちらの問いには答えず、政府に都合のいい答えを返されることが多い(そうさせないために、こちらも工夫して問いをつくる)のだが、わざわざ「『答弁原稿』はないけど『答弁資料』ならあるよ」とヒントをくれたのだ。
存在を認めたからには、資料請求を受けるのは覚悟の上、と感じた。

実は、この時点では同じ質問主意書への答弁、
「『戦艦』は言い間違いではない、根拠は広辞苑『第七版』」
の方が話題となった。
ミリタリーマニアはもちろん、一般のXユーザーからも「こんな小さな間違いも認められない政権なのか」「高市政権の本質が浮き彫りになった」と拡散された。

ただ、うち的には「答弁資料の存在」こそ本丸と思い、いの一番にポストしたのだが、メディアの食いつきは悪かった。
でも資料請求の結果でてきた答弁資料を見て、メディアの扱いは一変する。
何しろ答弁資料からは、「仮定である台湾有事には触れるな」と読めるのだ。

この一連の公開プロセスから、本来の政府の基本姿勢はこれであり、官僚が「自分たちはちゃんとやっていた」と自らの身を守ろうとしていると感じざるを得ない。

同時に、「通告していなかった」「聞いた方が悪い」とバッシングを浴びていた岡田克也議員の丁寧な質問通告も明らかになり、岡田議員を守る結果にもなった。
議員は質問の形で「行政監視」をしているのだ。

高市政権の誕生を前むきにとらえるなら、政治への関心が薄かった人たちが、「何かが起きようとしている」と政治に注目している、とSNSの反応を見て感じる。
同時に、情報ソースがほぼほぼネット情報になっていることも危惧する。

だからこそ、ポジショントークであふれているこのSNSの中で、公正な発信を続けていくことが重要なのだ。

ということで、上記3つの「見通しの甘さ」から招いた「委員会質問がわり」のSNS発信、今後も続けていくことになるのだろう。

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