秘書は見た!

「秘書は見た!ある日のつじもと清美」

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秘書は見た!

参議院選挙が終わってひと月が立つ。
あらためて7月の暑さは尋常ではなかった。今回も埼玉や栃木・茨城など、北関東を辻元と一緒に選挙応援で回ったときも、危険な街宣会場が多々あった。秘書はいざとなれば日陰に逃げ込めるが、候補者や応援弁士は炎天下、笑顔で立ち続けなければならない。しかもそれが一日数カ所。よく意識がとばないものだと感心する。

3年前の辻元選挙でも、真っ昼間に銀座五丁目の交差点で街宣を行ったことがある。このときウグイスさんが熱中症になってしまった。その後も選挙期間中に体調崩す人が続出。
辻元自身も序盤の横浜で声が出なくなり、個人的には「…選挙終了か」と覚悟したものの、芝居関係の友人が「役者さんたちの駆け込み寺」と教えてくれたクリニックで注射(ステロイドか?)を打ったら速攻で声が戻ってちょっと怖かった。
そのまま鎌倉、藤沢へと移動しながら街宣していたら、医師でもある阿部知子衆議院議員が辻元を一目見るなり「清美ちゃんに点滴を打たせなきゃダメよ」と病院に押し込んでくださった(藤沢での街宣は、きっちり2時間こなした後で)。右に点滴、左にステロイドで翌日の辻元は動きがキレッキレになり、小田原から名古屋、大阪方面へとさらに激しく演説を繰り返した。たださすがに「これって『命の前借り』では?」と自分を戒めた記憶がある。「選挙が終わったらしっかり休んでもらおう」いや途中でも休ませてやれよ!

要するに、3年後は辻元も我々もさらに体力が落ちるし、地球はさらに暑くなるし、命はもう前借りしちゃったので、同じことをやったら今度こそ途中で選挙終了になりかねない。いっそ「12:00~16:00まで街頭活動禁止」くらいの公選法改正をしてほしいくらいだ。

前振りが長くなったが今回の参議院選挙でさらに重要視されたのがSNSである。今回、辻元は多くの発信をした。候補者や野田代表、メディアや支持者からの発信、さまざまに目配りしながら党の広報全体をさばきながら、個人のXアカウントでも情報を投げ続けた。
そんななかで、選挙の最終日である7月19日、辻元が投げた二つの投稿が注目を集めた。どちらも「表示」14.8万件である。

ひとつは、石川大我さんの応援に入ったとき、(立憲民主党の「聖地」といわれる)新宿の東南口で街頭演説を行ったときの記事を抜粋したもの。
●政治家という仕事は『辻元清美が大嫌い』とか、そういう人も含めて全員を守るのが政治の役割。政党や政治家が、これはいいけどこれはあかんとか、この人たちは守るけどこの人たちは守らない、とかいうようなことを言うような姿勢の政治家は政治家とは言えない
nikkansports.com/general/nikkan/news/202507100000185.html#goog_rewarded
→「いいね」5855件、「リポスト」1320件、「引用」88件

もうひとつは、参政党候補者の「核武装は低コスト」発言への反論。
●核武装に「日本人ファースト」はない。
「核武装が最も安上がり」ではない理由は以下の通り。
①核兵器をもてば、北朝鮮同様に核兵器不拡散条約(NPT)から脱退→アメリカをはじめ国際社会から孤立し、経済制裁を受けることになる。食料自給率38%、エネルギー資源を持たない日本は即刻追い詰められ、米不足・ガソリン代高騰どころではない状況に陥る。ここに「日本人ファースト」は存在しない。
②核兵器の開発には核実験がセットだが、せまい日本の国土のどこで行うのか。地下実験を行えば大災害を引き起こすリスクも高まる。(略)核実験も核保有も東京で引き受けようという趣旨なのか。そうであれば、東京の有権者にはっきり言うべきだ。「これまで地方にリスクを押し付けてきたのだから、核は東京で」と。(長いので以下略)


→「いいね」2227件、「リポスト」616件、「引用」88件

この二つの投稿、いまも数字が伸びており、共通しているのが「引用」の多さで、ただのリポストでなく、自分の発言を添える投稿方法。
いつも通り攻撃のための「引用」もあるものの、目を引くのは「辻元清美と思想信条は違うが、まっとうな意見だ」「こんな当たり前の意見を高く評価しなきゃならない状況こそおかしい」という類いの投稿だ。
これまで辻元に肯定的ではなかったであろうXユーザーたちが、「この状況はヤバすぎる」と動いた。外国人排斥が急激に争点となった参院選の最終盤、いかに危機的な空気に支配されていたかを振り返るとともに、まともな発言は立場を超えて受け止めてくれる人たちが一定数いることに希望を感じる。

SNSは評価が数字で可視化される。辻元の言葉に触れたすべての人がどんな思いで受け止めてくれたかはわかりようがないが、カウントされる数字の先には必ず人間がいることを胸に留めておきたい…あ、最近は生成AIのロボットもいるんだっけ。
日本語という「カベ」をAIが乗り越えたことで国政選挙の結果が本当に曲げられるのだとしたら、すでにシンギュラリティ(AIの能力が人間を超えることで人間社会に大きな影響が起きること、どちらかというとリスキーな警告として使われる)一歩手前、いやもしかしたら私らが気づいていないだけで到達済みなのだろうか?
「デジタルは苦手」と逃げていないで、感度を高めなければと思う今日この頃である。

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